2017年5月に読んだ本まとめ。

2017年5月に読んだ本まとめ。

毎月書いている読書記録の記事ですが、今月は遅れに遅れて月末になってしまいました。

5月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1265
ナイス数:79

私の男私の男感想
砂糖菓子~が気に入ったので桜庭さんの直木賞受賞作のこちらを読んでみました。淳悟と花の関係は自分には全く理解できなかった。どうしても嫌悪感が先立ってしまう。家族愛も恋愛も一途な愛は行き過ぎると狂気になるのかな。淳悟がどこに行ったのかが気になる。
読了日:05月08日 著者:桜庭 一樹
100回泣くこと100回泣くこと感想
初めての中村航さんの作品。初めの『練習』を始めたあたりまでの幸せな感じが本当に幸せそうだったから後半のどんどん悪い方向に進んでいく感じが読んでいて辛かったし、彼女を亡くした後に酒浸りになって何も出来なくなった主人公を見ているのも辛かった。どうにか泣かずに最後まで持ちこたえたと思ったら、最後、ブックに彼女の時計を捧げた所で号泣してしまった。
読了日:05月14日 著者:中村 航
ヘヴンヘヴン感想
中学生の僕とコジマという女の子がいじめを受けている作品で、えぐい描写もあって苦手な話でしたが最後まで読めたのは川上未映子さんの美しい文章のおかげです。いじめっ子百瀬のいじめる側の理論には到底賛成できないけど、立場が変わると見かたが変わるという所には凄く納得した。斜視を治した『僕』のようにコジマも前に進んでほしい。
読了日:05月17日 著者:川上 未映子
この世は二人組ではできあがらないこの世は二人組ではできあがらない感想
ナオコーラさん2冊目。なぜ男女二人組でなくてはいけないのか?という話は最近読んだ村田沙耶香さんの作品にも書かれていたけど、自分の頭で考えることなく当然だと思ってた所に刺さる感じは好きです。栞の冷静というか淡々とした感じに最後まで慣れなかったけど、ひとりの愛よりみんなの小さな好意をかき集めて生きていきたいと思う結論は栞にとっていいと思う。自分の弱さは社会の弱さではなかろうか?私たちは社会においてとても凡庸な存在だ。という文にグサッと来ました。
読了日:05月23日 著者:山崎 ナオコーラ
嘆きの美女嘆きの美女感想
引きこもりの25歳喪女、耶居子が『嘆きの美女』という美人であるがゆえの悩みを相談するサイトを荒らしてオフ会を隠し撮りして炎上させようと画策。その最中に事故に遭ってその『美女』達と生活することになって・・・。という話。そんな設定を柚木麻子さんが書くんだから面白く無いわけがない。最初から最後まで飽きさせない怒涛の展開で一気読み。気持ちのいいハッピーエンドで読後感も最高。美人には美人の苦労があるんだろうけど、美人(美男子)でない自分はそれでも美形の方が得に決まってる!と思ってしまいますw
読了日:05月24日 著者:柚木 麻子

読書メーター

先月に読んだ本は5冊でした。
他の月に比べて外出が多かったから読書量も減った感じですね。

今月は・・・というか今月も柚木さんの作品が一番のお気に入りです。読書メーターの感想に書いた通り、怒涛の展開でほっこりしたり、ドキドキしたり、絶望したり、でも最後は文句のないハッピーエンドで読みやすいし分かりやすい。
この記事を書いている今も柚木さんの作品を読んでいる途中で、その作品も最高に面白いので西加奈子さん、綿矢りささん、森見登美彦さんに続いて『全作品読む作家さんリスト』入り決定です。

桜庭一樹さんの『私の男』川上未映子さんの『ヘブン』はハッキリ言ってどちらもあまり話の内容は好きではありませんでした。好きではないのですが、ついつい読んでしまうというか、ダメなら止めればいいのに結局最後まで読んでしまうのは文章力なんでしょうかね。
川上未映子さんは『蛇を踏む』が本当に理解出来なくて、ちょっと苦手意識がありましたがこの作品を読んだらちょっと好きになりました。

山崎ナオコーラさんは西さんの出ていた動画で知って、その後に作品も読んでみようとタイトル一発勝負で『人のセックスを笑うな』を読みました。悪くは無かったのですが、ちょっと刺さらない感じだったので2作目もタイトルに惹かれたこちらの『この世は二人組ではできあがらない』を読んでみました。
残念ながらこちらもあと少しの所で刺さらなかったですね。文体とか雰囲気とか好きなんですけどね。なのでもうちょっとナオコーラさんの作品も読んでみようと思います。

中村航さんの『100回泣くこと』は前半部分で付き合っている2人が『結婚の練習』をする所があって、それが本当に羨ましくなるくらい素敵なので、後半のギャップにすごく辛くなりました。話の大筋とは関係ないですが、バイクのキャブレターのオーバーホールのシーンがあって、昔バイクいじりをやっていた私は「そのパーツをそう捉えるか。」的な所も面白かったです。
2017 5月に読んだ本

書きかけで放置していた読書記録の記事。なんとか6月中に書き上げられました。月末になって「あ、先月の読書記録書いてないや」と慌てて書きました。
ただ、ブログを書いてる暇があるなら読んだ方がいいくらいに6月は全然読めていません。記録を伸ばすために月末に頑張って読書をするのはどうだか。というのもありますけど、その程度のプレッシャーが無いとなかなか進まない時もあるからいいかと。
新右翼の鈴木邦男さんが読書論の本で『月に30冊が目標』とあって、理由がそうでもしないとサボってしまうからとおっしゃっていましたが、まさにその通りです。
余談ですが、上に書いた西加奈子さん、綿矢りささん、森見登美彦さんと、さらに2005年くらいまでの鈴木邦男さんの本もほぼコンプリートしています。

というわけで「ブログに書く」というのも一種のプレッシャーになるのでハッキリ言って旅行関係の記事よりもさらにアクセスの無い読書記録の記事も書き続けていきます。
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