2016年12月に読んだ本まとめ。

2016年12月に読んだ本まとめ。

読書メーターさんがまとめてくれた先月に読んだ本のまとめです。

まず、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
もっと頻繁に更新しようと思っているのですが、最近特に書くことも無いのでいつもの読書記録の記事です。
こんなブログでも3年もやっていれば定期的に見に来てくれる方もごく少数いらっしゃるので、今年は記事のハードルを下げるといいますか、今までなら記事にしなかったようなことも書いてもうちょっと更新頻度を上げようかと考えています。
昔はそういう記事も書いていたので、初心にかえるということで。
『毎週○曜日△時更新!』というのも考えたのですが、多分出来なくなると思うので出来ない約束はしないほうがいいと思うので却下で。
不定期更新なのは変わらないのですが、今年もよろしくお願いいたします。


2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1422ページ
ナイス数:216ナイス

i(アイ)i(アイ)感想
やっぱり西さんは凄い。3.11の時に自分の感じた感情が見事描写されてた。そして、THE YELLOW MONKEYのJAMの“外国で飛行機が墜ちました ニュースキャスターは嬉しそうに「乗客に日本人はいませんでした」僕は何を思えばいいんだろう”という歌詞を思い出しました。上手く感想を書けないけど、とにかく素晴らしい話だった。帯の通り「この世界に絶対に存在しなければならない。」と思う。
読了日:12月12日 著者:西加奈子
あひるあひる感想
書店の『読書芸人で紹介された本の特設コーナー』にあったので何となく手にとって面白そうだったので購入。文章は平易で読みやすいのでサクッと読了。今村さんの本は初めてですが、これはどう読んだらいいのか。怖いのとは違うんだけど、ぞくぞくというかざわざわというか薄ら寒い感じでした。こういう話を読んだのは初めてで、なんだかふわっとした不思議な読後感。こちらあみ子も読んでみようかな。
読了日:12月12日 著者:今村夏子
コンビニ人間コンビニ人間感想
芥川賞受賞作は好きな作品と苦手な作品の差が大きいけど、この作品は大当たりだった。「人間である以上にコンビニ店員」である恵子は確かにムラ社会的な目で見れば白羽の言うとおり狂ってるだろうけど、不本意ながら結構共感出来た。村田さんの本は『しろいろ街の、その骨の体温の』の次で2冊目ですが、独特の視点が気に入ってすっかりファンになりました。
読了日:12月15日 著者:村田沙耶香
阪急電車阪急電車感想
阪急電鉄今津線を舞台にした短編集。各章ごとに変わっていく視点の絡め方が素晴らしい。一章は短い話なので、持ち歩いて空いた時間にちょっとづつ読もうかな?なんて思っていましたが結局家で一気読み。登場人物みんな素敵ですが、私は時江おばあちゃんが大好きで翔子と時江の話が一番のお気に入りです。笑えるし、キュンとするし、スッキリもするし、万人に勧められる楽しい話でした。
読了日:12月18日 著者:有川浩
異類婚姻譚異類婚姻譚感想
表題作である異類婚姻譚。読み始めは仲良し夫婦が段々顔も似てきたような気がして・・・という微笑ましい話なのかと思いましたが、読み進めるうちに段々不思議で不気味な展開に。他の短編3作品も不思議な世界観の話でした。読み終わった感想は「理解できなかった!」文体は読みやすいのですが内容がなかなかに難解でちゃんと読みきれませんでした。読み手の力不足です。いつか読み直したいリスト入り。
読了日:12月21日 著者:本谷有希子
炎上する君炎上する君感想
どの作品をとっても『これぞ西加奈子』という感じの短編集。表題作の『炎上する君』は設定もキャラクターも素敵で楽しく読めましたし『空を待つ』『わたしのお尻』のどこか不安定な感じも『ある風船の落下』の幸せな終わり方も大好きです。『甘い果実』の山崎ナオコーラさんの作品も積読になっているので読んでみたくなりました。
読了日:12月24日 著者:西加奈子
鍵のない夢を見る鍵のない夢を見る感想
辻村深月さんの直木賞受賞作で、犯罪に絡んだ短編5作品。登場人物はみんなちょっと闇を抱えていてどこかがおかしい人ばかりで怖い。どれも読後感は良くなくてもやっとする。題材もあまり好きではない。それでも読んで良かったと思える、不思議な作品。
読了日:12月30日 著者:辻村深月

読書メーター

前回の記事が9月で10月・11月の記事が無いのは文芸書を読んでなかったからです(爆)
ラノベとかたまにブログにも書く神社の本とかビールの本とかは読んでいましたが、そういう本は読書メーターに登録しないルールにしているので0冊扱いです。

というわけで12月からはまた文芸誌も精力的に読みました。

2016 12月に読んだ本

まずは西加奈子さんの新作『i』で勢いをつけて、読書芸人で紹介されていて芥川賞にもノミネートされた『あひる』を。
次に芥川賞を受賞した『コンビニ人間』を読んで、純文学が2作続いたところで次は軽く読める『阪急電車』を。
肩の力が抜けたところで次にまた純文学、こちらも芥川賞受賞作の『異類婚姻譚』を読んだら思った以上に難解で疲れたので休憩に西加奈子さんの短編集『炎上する君』を読んだところで、芥川賞の作品を多く読んだので次に辻村深月さんの直木賞受賞作『鍵のない夢を見る』で合計7冊。

先月は苦手意識のある純文学にチャレンジしてみた月でした。
『コンビニ人間』はかなり分かりやすい作品で楽しく読めた(内容は楽しい内容では無いですが)ものの、『あひる』『異類婚姻譚』は私にはちょっと難解でした。
まだ文学作品なんて読んだこと無い時に何となく読んだ三島由紀夫の『金閣寺』が全然理解できなくて悔しかったので、いつかは再読したいと思っているのですがやっぱり純文学は難しいですね。

さて、ざっくり感想をば。
まず、西加奈子さんの『i』大好きな西さんの作品です。今回もすごかった。私にとってだと、3.11の時の罪悪感とも違うなんだかやり場のない思いが描写されててすごく引き込まれました。
『炎上する君』も西さんワールド全開で最高。余談ですが、この作品はピースの又吉さんが初めて帯を書いた作品です。西さんが「絶対この人は将来たくさん帯を頼まれる人になるから」と頼んだそうですが、さすが先見の明があります。

つぎに今村夏子さんの『あひる』初めて読む作家さんでしたが、ハッキリと悪い事は書いていないのに読んでいるとざわざわ、ぞわぞわする薄ら寒い読後感。すごく惹かれたという事もないのですが、今村さんの他の作品も読みたくなる。不思議な本でした。

そして、自らもコンビニ店員として働く村田沙耶香さんの『コンビニ人間』他の作家さんからは「クレイジー沙耶香」なんて呼ばれてるらしいですが、以前読んだ『しろいろの街の、その骨の体温の』とはちょっと違ったテイストでクレイジーの片鱗が見えました。私は共感した所や気に入った場所に付箋を貼りながら読むのですが、この作品は他人に付箋付けた場所を見られたくないですねw
芥川賞受賞作にしては読みやすいし分かりやすいと思うので、是非読んでほしいです。「これに共感しちゃだめだ!」と思いながらも共感できたりして、自分の嫌な所が見えて気分悪くなれますよ。

次は有川浩さんの『阪急電車』こちらはタイトル通り阪急電車、阪急電鉄今津線を舞台にした連作短編です。上述の通り笑えるし、キュンとするし、スッキリもするし、読後感もいいし、読みやすいしで誰にでも進められる作品です。

次は本谷有希子さんの『異類婚姻譚』こちらは、「純文学」という感じで私にとっては非常に難解で全然読めませんでした。文体は読みやすいのですらすら読めるのですが、どう理解したらいいのかわかりませんでした。芥川賞受賞作なので、素晴らしい作品に違いはないのでしょうが、読み手の力不足でした。いつか再読したいですね~。

最後は辻村深月さんの『鍵のない夢を見る』これは楽しく読める作品ではなくて、ちょっとおかしい人の話ばかりだしテーマもあまり好きではないのですが、読みたくなるし読めちゃうのは辻村さんの筆力のおかげでしょうね。さすが直木賞受賞作といったところでしょうか。辻村さんの作品だと以前読んだ『きのうの影踏み』と雰囲気は近かったです。こういう作品も嫌いでは無いですが、純文学を読んで疲れた後なので『オーダーメイド殺人クラブ』のような話を期待して読んだのでちょっと拍子抜けでした。
今年は今までよりも果敢に純文学にチャレンジしていこうと思います。
現代作家の作品しか興味がありませんでしたが、ちょっとは近代作家の作品も読んでみようかと。
何となく入った古書店で特に買うものがないけどそのまま出るのも・・・というので買ってきた太宰の晩年と川端康成の雪国があるのでとりあえずはこのあたりから読んでみます。

ちなみに、2016年の初めに『一年で100冊読む』という目標を掲げていたのですがどうだったのか?読書メーターで2016年に読んだ本というのもまとめてくれるみたいなのでそちらの記事もまた書こうと思います。
10月・11月に読んでない時点で結果は見えていますが・・・。
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