中井精也さんの本が面白い!

中井精也さんの『カメラは魔法の小箱です』が面白い!

中井精也さんが好きで、初心者向けのムック本やら写真集の感想を何度かブログにも書いています。その中井精也さんが新しい本を出したとのことなので読んでみました。

カメラは魔法の小箱です 01
大きさは四六版とほぼ同じB6実用書サイズの本です。

カメラは魔法の小箱です 03
第1章~第13章までこのようなことが書いてあります。

カメラは魔法の小箱です 02
255ページで厚みはこのくらいです。内容はかなり充実しています。

内容的には中井さんがムック本等で書かれている事と概ね同じなのですが、作例は少なめで文章が9割以上を占めています。

上の写真の帯の通り第1章~第13章に分けて技術的な事、機材の事、考え方のこと等「プロがそこまで手の内を晒しちゃうの?」ということまで書かれているのですが、どの章も本当に良いことが書いてあります。さすが職業カメラマンは考え方が違うなぁと感心しっぱなしでした。

感銘を受けたところを書いていったらほぼ全てになってしまいますので、他の所謂「初心者向けムック本」とかサイトには書いていない事で気に入ったところをいくつか書いておこうと思います。

この本で一番感銘を受けたのは『もったいない症候群』についてです。
これは“満点の青空、満開の桜”のようなシチュエーションに行くとついつい定番写真を撮りたがって他の人と同じ写真を撮ってしまいがちだけど、職業カメラマンでないなら定番写真を押さえる必要なんか無い。それよりも自分の撮りたい物を撮ろう!という話です。

これはアマチュアカメラマンなら誰でも一度は罹患するのではないでしょうか?
初めてコンデジではないカメラ(Nikon 1 V1)を買ってすぐに名古屋城へ桜を撮りに行ったら桜とお城が上手に収まるスポットに行列ができていて、私も迷わず並んで撮りました。
あれから何年か経って、この本を読んだ今でもつい並んで撮りたくなるでしょうが、せめて定番写真を押さえたからといってすぐに撮影地を後にするようなことは無いように、歩きまわって自分だけの景色を見つける努力をするクセをつけたいと思います。

次に『身につけたいバリエーション力』という話です。
前項に『写真の個性』について書いてあって、それは「主役写真(定番写真)ばかりではなくて脇役写真も撮ってみよう。主役は名脇役、エキストラがいて輝くもの」といった内容です。
それを受けてのこのバリエーション力の項目は「お目当ての撮影地でしかカメラをバッグから出さない人は主役写真ばかりおを狙いがち」だから「カメラを常に首から下げて色々なものを撮って脇役写真を見つける能力。バリエーション力を磨きましょう」という話。

これは耳が痛いです。私は気になったものがあった時にバッグからさっと取り出して撮れるようにリュックではないカメラバッグを選ぶようにしています。
にもかかわらず、いざちょっと気になる物を発見しても「バッグからカメラを出すのが面倒だからいいや」という事が何度もありました。これを読んだのは前回の東京旅行の前だったので「極力カメラを手に持った状態でいよう」と心がけていました。

吉祥寺 03
これは前にも載せた吉祥寺の駅と武蔵野八幡宮の間にある店先の写真ですが、これはカメラを手に持っていたから撮れた写真です。もしもカメラをバッグにしまっていたら「ちょっと撮りたいけど、面倒だからいいや」と、撮っていなかったと思います。
まさに本の帯の通り私の写真が変わった瞬間です。

最後は「撮りたいものを撮るのが原点」という話。
これは書籍やブログ等で色々な方がおっしゃっていますが、とにかくカメラを持ち歩いて撮りたいものを撮るようにしようということです。そんなの当たり前の話なのですが、実行しようとするとなかなか難しいです。
ものすごく内容が濃くて、本当におすすめの本です。
ただ、この本は本屋さんには売っていなくて中井さんのグッズのオンラインストア、フォートナカイamazonでのみ購入できます。
これから写真を始める人はもちろん、中級者の人でも十分に役立つと思います。是非手にとってみてください。
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