REDECKER ブックブラシを買ってみました。文芸書を読むようになってもう8ヶ月になります。純文学は難しいので大衆文学ばかり読んでいますが思った以上にハマって、蔵書もどんどん増えています。
しかし四六判の本棚は一本しかないので、アニメのBDやそれまで読んでいたジャンルの本を別の置き場に移動してどうにか凌いでいます。
その移動をしている時に、これから長期に渡って保管されることになるであろうということで本に溜まっていたホコリを落としてページをパラパラめくって空気を通したりしたのですが、本に溜まったホコリを落とすのはなかなか難しい。
空いた棚部分のホコリは
ウェーブハンディワイパー
で取れるのですが、小口に溜まったホコリを取ろうとすると、逆にウェーブの毛がくっついてしまいます。
なのでその時はたまたま家にあった刷毛で掃除したのですが、刷毛が柔らかすぎた事もあってこれもあまりうまくいきませんでした。
それが
本棚に3M 落下抑制テープを貼った時なので5ヶ月前の事です。
先日本棚の整頓と掃除の時に「たまには本に溜まったホコリも落とすか」と思い立ったのですが、以前苦労したことから何かいい方法は無いかと調べてみたらこの商品を見つけました。
REDECKER BOOKブラシ
です。
先端が太くなっている特徴的な形をしています。この形状のおかげで本棚に収納した本の裏側にたまるホコリを掃きとりやすいようになっているらしいです。
先端部分とそれ以外では植えてある毛も違います。先端が豚毛、手前が山羊毛になっていて、先端でホコリをかき出し手前で絡めとるようになっています。
特に掃除がしにくくてホコリの溜まる天アンカット本もコシのある豚毛部分でしっかりホコリをかき出せて、残った微細なホコリは仕上げに柔らかい山羊毛で落とせば完璧です。
持ち手部分には穴が開いていて革の紐が付いているのでぶら下げられるようになっています。
ここにはREDECKERのロゴもしっかり彫られています。
ちなみに、REDECKER(レデッカー)というのはドイツのブラシ専門メーカーらしいです。
言われてみればロゴは見たことがあるような気がしなくもない。
ブラシ専門ということはシューケア用品で見たことがあるのでしょうか?
ハンドメイドらしいのですが植毛部分はもちろん、柄もRの部分が綺麗に仕上げてあって丁寧な仕事をしてあると感じます。
毛の長さは豚毛、山羊毛共に2.5cm程度。植毛部分は豚毛5cm山羊毛11cmです。
全長27cmで厚みは1.4cm。幅は取っ手部分2cm山羊毛部分3cm豚毛部分3.5cmです。
さて、何となく勢いで買ってみたブックブラシ。ここまで読んできて「別にこれじゃなくてもいいんじゃないの?」と思った方、鋭い!
確かにこれでなくてもちょっと固めのブラシと刷毛とか、なんなら使ってない
ペネトレイトブラシ
と手持ちの刷毛でも問題無いです。棚の方はウェーブでも問題無いですしね。
けど、こういう「本専用のブラシ」で掃除するのが良いんです。
この『本と本棚に特化した独特な形』がたまらなく好きなんです。
そういう考えなので、細部まで丁寧に仕上げてあって革製の紐にロゴマークの刻印。手に馴染むオイル仕上げのナシ材というのが最高です。休みの日に「今日はちょっと本棚の整頓と掃除でもしようかな」なんて時にこれがあれば楽しくなって作業も捗ります。
というわけで私はとても気に入って無駄に蔵書のホコリ落としをして楽しんでいますが、これを万人にオススメするかといったら・・・。
ただ、上に書いたことに共感できて「本棚の側面にこんなブラシが掛かってたら素敵!」と思う方にはとてもオススメです。
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