2017年2月に読んだ本まとめ。

2017年2月に読んだ本まとめ。

読書メーターさんがまとめてくれた先月に読んだ本のまとめです。

2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3432ページ
ナイス数:258ナイス

東京23話東京23話感想
東京23区(+武蔵野市)の擬人化の話で『区』そのものが自分を語るというもの。街ごとにイメージに沿った語り口で楽しんで読みました。東京地図案内ではランドマークはもちろん、あまり知られていない物も紹介されていて散歩の参考になりそうです。と言っても、私は愛知県民だから…と思ったら同じシリーズで名古屋16話という本も刊行されているそうなのでそちらも読んでみようと思います。
読了日:2月2日 著者:山内マリコ
ももこのいきもの図鑑ももこのいきもの図鑑感想
さくらももこさんのいきものに関するエッセイ集。かわいい動物や鳥、魚からショウジョウバエみたいな虫まで様々ないきものがさくらももこさんの独特の視点で書かれています。各章が短くてテンポ良くて読みやすいし、笑えます。本文が素晴らしいのはもちろん、カラーの挿絵も素敵でした。
読了日:2月4日 著者:さくらももこ
ポトスライムの舟ポトスライムの舟感想
表題作で芥川賞受賞作のポトスライムの舟と十二月の窓辺の2編。十二月の窓辺の方は読んでいてお腹が痛くなるようなパワハラの話で、どうなるかと思って読み進めたら救いのある最後で良かった。と思ったら…。う~ん切なくなりました。ポトスライムの舟の方は読解力不足でちゃんと読めなくて残念。恵奈がかわいかったのと、希望の持てる最後で良かったというくらいの感想しか書けません。再読したいリスト入りです。
読了日:2月5日 著者:津村記久子
そういうふうにできているそういうふうにできている感想
さくらももこさんご自身の妊娠、出産に関するエッセイ。いつも通り思わず笑ってしまう話がたくさんでしたが、『手術』の中の「自分とは何か?」という話や『出発』の中の「もしも人の人生が逆だったら」という話など色々考えさせられる物も多かったです。読み終わってみると『そういうふうにできている』という生き方が出来るようにしよう!と思えます。笑えるだけじゃない素晴らしいエッセイ集でした。
読了日:2月7日 著者:さくらももこ
誰かが足りない誰かが足りない感想
レストラン『ハライ』を予約した6組に関する短編。宮下奈都さんの本は2冊目で『羊と鋼の森』が気に入って読んでみました。話の系統は違えども、優しいというか、静かで読んでいて落ち着く文章でした。『予約4』のお客さんが『予約6』で救われていてほっこり。失敗して落ち込んだ時に読み返したい本です。
読了日:2月11日 著者:宮下奈都
ももこのおもしろ健康手帖ももこのおもしろ健康手帖感想
さくらももこさんと幻冬舎の山口ミルコさんの健康に関する本。対話形式なのでサラッと読めました。今までのエッセイを読んで健康に気を使っているのは知っていましたがここまでとは。ちょっと真似できるレベルじゃなく色々やってみえるみたいで。そんなに健康オタクなのに強いタバコを吸って「健康に気をつけているから、このタバコが吸えるんだ。気をつけていない人はこんなの吸わないほうがいいね。」と言ってしまう所がさくらももこさんぽい。
読了日:2月11日 著者:さくらももこ
蛇にピアス蛇にピアス感想
純文学作品が読みたくなって、以前読んだ綿矢りさの蹴りたい背中と同時受賞のこちらを読んでみました。読みやすいし、引き込まれる文章で作品の世界に入り込めましたが、この退廃的な空気感から早く抜け出してくて一気に読了。面白くなかったからというわけではなくて、散りゆく者の美しさが読んでいて辛くなるような。感想が難しいですが、とにかく好きな作品です。
読了日:2月11日 著者:金原ひとみ
学生時代にやらなくてもいい20のこと学生時代にやらなくてもいい20のこと感想
小説の方は桐島と何者しか読んだことがないのですが、テレビやラジオでの朝井リョウに興味を持ったので読んでみました。笑いすぎてお腹が痛くなる話から、いたたまれなくなってお腹が痛くなる話まである20編。バカバカしいし、迂闊だし、自意識過剰だし、さぞかし生き辛いだろうなぁ。と思うけど本人は楽しそうで、朝井リョウという人がさらに好きになりました。
読了日:2月12日 著者:朝井リョウ
さくら日和さくら日和感想
いつも通りの笑えるエッセイ。離婚後の話なのでひろしやお母さんの出番が多くて嬉しかった。『おめでとう新福さん』のパーティーの話の、あそこまで本気で悪乗りできるさくらももこさんは素敵だしそれに付き合ってくれる周りの人も素晴らしい。身の回りのこと全てを全力で楽しんでいる所は見習いたい。
読了日:2月14日 著者:さくらももこ
有頂天家族 二代目の帰朝有頂天家族 二代目の帰朝感想
有頂天家族の第二弾。アニメ開始前に読んでみました。今回も阿呆な狸がしでかす阿呆な話に大満足。大いに笑って読みました。色々あったけど、万事解決して終わり。と思いきや、後を引く終わり方で次が気になる!『天地鳴動、執筆未定』の続きが楽しみでしょうがないです。
読了日:2月19日 著者:森見登美彦
阿修羅ガール阿修羅ガール感想
初めての舞城王太郎さんの作品。文体に結構クセがあって、自分の読んできた中だと町田康さんっぽい感じ。世界観をつかむまでちょっと手こずったものの、物語の雰囲気が掴めたら勢いがついて読み切りました。『森』の部分のグロテスクなのはちょっと苦手でしたが、暗い中で明かりが見えるラストで読後感はまずまず。他の作品も読みたくなる、気になる作家さんになりました。
読了日:2月21日 著者:舞城王太郎
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet感想
初めての桜庭一樹さんの本。冒頭から作品の世界に引き込まれて一気読み。悲劇で終わるのだろうと思って読み進めたら、救いのある終わりで良かった。不思議なタイトルだと思って読み始めたけど、読み終わったらこれ以上のタイトルは無い。衝撃的な青春小説だった。今読んでも面白かったけど、自分なりに砂糖菓子の弾丸で戦っていた青春時代に読んでみたかったかも。
読了日:2月22日 著者:桜庭一樹
お友だちからお願いしますお友だちからお願いします感想
三浦しをんさんの小説は何作か読んでいますが、エッセイは初めて読みました。作品のイメージとは違う一面が見れて笑いながら楽しんで読みました。十分ざっくばらんに思うことを書いてあるように見えますが、これでも(よそゆき仕様・自社比)らしいです。そうなると、別のエッセイも気になるので読んでみようと思います。
読了日:2月25日 著者:三浦しをん
盲目的な恋と友情盲目的な恋と友情感想
前半の『恋』パートの読み始めは「恋は盲目」でありがちなダメな男にハマってしまう話なんだろうと思っていて油断していました。『恋』パートの終わりから段々雰囲気が変わってきて『友情』パートのラストでは読んでいて声が出るくらいの展開。『恋』も『友情』も盲目的に突っ走るとここまで行くのか。留利絵の蘭花への友情は行き過ぎて恐怖を感じました。
読了日:2月26日 著者:辻村深月
ももこのトンデモ大冒険ももこのトンデモ大冒険感想
さくらももこさんが徳間書店のトンデモ本担当者石井さん達と一緒に世界中の不思議な人たちに会いに行くエッセイ集。アメリカやタスマニア、中国の山奥から長野まで色々なところでの体験が書かれていますが、体験談はもちろんそれ以外のこぼれ話も面白くて笑って読めました。父ヒロシの写真が載ってたのがちょっと嬉しかったです。
読了日:2月27日 著者:さくらももこ

読書メーター

先月に読んだ本はこんな感じで、エッセイが多めですが15冊でした。
だいたいいつも「う~ん。分からん」という感想になるのですが、純文学というジャンルには興味があるので今月も芥川賞受賞作の『ポトスライムの舟』と『蛇にピアス』を読んでみました。
結局どちらもちゃんと読めた感じはしませんでしたが、読んでいて理解出来ないとついつい読まなくなってしまうところがエッセイと併読するとペースを維持できて良いですね。この読み方は続けていこうと思います。

今月も新しい作家さんに挑戦して、初めましての人は『東京23話』の山内マリコさん、『蛇にピアス』の金原ひとみさん、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の桜庭一樹さん、『阿修羅ガール』の舞城王太郎さんですが、一番気になったのは舞城王太郎さんです。
『阿修羅ガール』は結構ぶっ飛んだ設定だし途中ついていけなくて理解できてない所もありますが、なんか“読ませる”クセになる文体で気に入りました。
なにより、本を開いて一行目「減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。返せ。」この書き出しが大好きです。「恥の多い生涯を送ってきました。」や「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」くらいの素晴らしい書き出しだと思います。
読み終わってすぐに『好き好き大好き超愛してる。』という作品を購入しました。まだ積んでありますが、タイトルからして個性的で期待できます。そっちも気に入ったら西加奈子、綿矢りさ、森見登美彦に続いて全作品読みたい作家の仲間入りですね。
全作品の感想をもっと書こうと思ったのですが、無駄に長くなるし、公開するのが4月になる勢いなのでざっくり気になった作品の事だけを書きました。
3月は久しぶりに趣味のひとつであるアクアリム熱が再燃して、色々やってたらあまり読書が出来ずに1、2月に比べるとあまり読めませんでした。4月は・・・どうかな。
スポンサーサイト

テーマ : 読書メーター
ジャンル : 小説・文学

プロフィール

第四純愛丸

管理人:第四純愛丸
愛知県の片隅でアニメ見たりラノベとか同人誌読んだりビール飲んだり音楽聴いたりしてます。
買ったもののレビューやら思ったことをつらつら書いてます。

最新記事
カテゴリ
リンク
楽天
最近買ったもの
最近買った本
ブログパーツ